2009年2月 4日 (水)

フランスのアニメ雑誌と漫画(3)

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1997年2月にフランスで購入した「ドラゴンボール」の単行本(18フラン)です。サイズは新書より少し大きめですが、ページ数は約90ページと少なめです。

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コマは、日本とは逆で、左から右へ読んでいきます。反転させて印刷しているので、孫悟空の「亀」が鏡文字になっています。

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数年前に購入した「シティーハンター」の完全版第一巻(9.95ユーロ)です。

こちらは右から左へ読むオリジナルと同様の製本です。
かつては、先の「ドラゴンボール」のように「本は左綴じ」のヨーロッパに合わせて印刷していましたが、近年の日本アニメ・漫画人気の高まりで、右綴じで出版することが多くなりました。また他に、左右を反対にする手間や経済的な事情で右綴じにしたという理由もあるようです。

ところで、漫画の台詞ですが、基本的にそのまま訳されているのですけど(と言っても直訳というわけでもありません)、オリジナルとは別の言い回しで表現している部分もあります。
いくつか例を挙げてみます。
台詞は原文、フランス語の日本語訳(直訳)の順番です。

<第一話>

悪者がボクシングの対戦相手に八百長を要求し、次のラウンドで倒す、と宣言した後の台詞

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「ということだ よろしくチャンピオン」
→私は君を当てにしているよ、チャンピオン。
「かわいい娘さんのためにも…な ! !」
→可愛い小さな娘のことを考えなよ…

「よろしくチャンピオン」を「compter sur ~(~を当てにする)」、「娘さんのためにも」を「penser à ~(~のことを考える)」と訳しています。
一言、「なるほど」と納得してしまう訳です。語学力のない私にはパッと浮かんできません。

<第三話>

依頼人の女性が冴羽獠の下心に気付いた時の台詞

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「いってることと行動がバラバラよ」
→あなたが言う事とする事の間にはかなりの違いがあるのよ ! !
「ぎゃん ! !」
→カイ ! !(フランス語圏の人は、こういう時に「カイ」て言うんですかね !?)
「どうしてわかったのォ~ !?」
→どのように彼女は見抜いたの !?

三番目の台詞「どうしてわかったのォ~ !?」の「わかった」に翻訳者は deviner(見抜く、言い当てる)という動詞を用いています。私なら「わかる」というと「知る」「理解する」という単語を直感的に思い浮かべて、savoir(知る、分かる)をあててしまいます。話の流れをしっかり把握して、devinerを選択した翻訳者の力量には、ただ驚くばかりです。

<第四話>

冴羽獠が敵を倒した後の台詞

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Ch5

「あいつはおたくが手を汚すほどの値打ちもない ! !」
→あなたが手を汚す価値はない ! !
「だからこそおれのような男がいるのさ… ! !」
→そのために私のような男が存在するのさ… ! !

ここで「おやっ?」と思ったのは、二番目の台詞の「男」が単数ではなく複数の「HOMMES」になっていたところです。
「主人公は一人だから単数では?」と一瞬疑問に感じたのですが、スイーパーは冴羽獠だけではないんですよね。

このようにフランス版をオリジナル版と比較しながらじっくりと読むと、結構勉強になりそうです。
実際は、気が向いた時にページをめくる程度なので、全然上達しないんですけど・・・。

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2009年1月28日 (水)

フランスのアニメ雑誌と漫画(2)

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1997年2月にフランスで購入したアニメ雑誌「アニメランド」(30フラン)です。
前回記事にした最新号と同様、日本の作品を中心に構成されています。
28号の表紙は、「ブラックジャック」、「コブラ」、「キャプテンハーロック」。比較的古い作品が表紙を飾っていますが、雑誌発売当時、これらの作品がDVD化されたり新作が発表されたことで表紙に選ばれたのではないかと思われます。

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映画「銀河鉄道999」の特集記事。フランスでは「Galaxy Express 999」ですが、記事の中で「Ginga Tetsudo 999(Three nine と発音)」とオリジナル作品名の読み方が書かれていました。

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「キューティーハニー」、「ルパン三世」、「きまぐれオレンジロード」などのサウンドトラックCDの記事も載ってました。

ところで、フランスのアニメ雑誌を読んでいると、作品名や登場人物の名前がオリジナルと異なっているケースがあるのに気付きます。
例えば、「銀河鉄道999」の星野鉄郎は「Teddy」、メーテルは「Marina」に変わってます。
そうなると、映画「さよなら銀河鉄道999」の冒頭に出てくるメーテルからのメッセージ(実際は偽のメッセージ)
「私はメーテル。鉄郎、999に乗りなさい」は、
「私はマリナ。テディ、999に乗りなさい」
という風に吹き替えられているのでしょうか?気になります。
ちなみに「ハーロック」は「Albator」、「トチロー」は「Alfred」、「アルカディア号」は「L'Atlantis」です。

他に作品名が違うものとして、
「キャプテン翼」→「Olive et Tom(オリーブとトム)」
「めぞん一刻」→「Juliette, je t'aime(ジュリエット、愛してるよ)」
「きまぐれオレンジロード」→「Max et compagnie(マックスと仲間達)」
「シティーハンター」→「Nicky Larson(ニッキー・ラルソン)」
などがあります。
ただ最近は、そのまま表記されることが多いようです。

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2009年1月21日 (水)

フランスのアニメ雑誌と漫画(1)

先月(2008年12月)、フランスでアニメ雑誌を購入しました。
フランスでは、アニメ雑誌やフランス語版の単行本が空港や駅の売店、大型書店などで販売されています。
私は空港の売店で購入したのですが、そこでは5~6種類のアニメ雑誌が置いてあり、どの雑誌も日本のアニメや漫画を中心に構成されていました。

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フランス老舗のアニメ雑誌「アニメランド」(6.2ユーロ)。147号の表紙は「涼宮ハルヒ」。表紙には「あなたは彼女の魅力に屈したか?(Avez-vous cédé à son charme ? )」と書かれてます。

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「涼宮ハルヒの憂鬱」の特集ページ。その次のページには「1000年女王」の記事が載ってます。
この雑誌では、最近の作品を中心に紹介していますが、昔の作品の記事もわずかながら掲載されてました。

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もう一冊雑誌を購入。雑誌名は「MADE IN JAPAN」(4.9ユーロ)。こちらは新しい雑誌で創刊第1号です。アニメのみならず、日本の音楽や文化も記事にしています。

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「アニメランド」と同様、「涼宮ハルヒの憂鬱」を特集しています。

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音楽コーナーは「YUI」、文化コーナーは渋谷の街などを紹介しています。

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広告のページ。フィギュアはフランスでも需要があるのでしょうか?

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2006年3月15日 (水)

台湾旅行「VCD」

CD店では、VCD(Video-CD)も販売しています。あまり馴染みがないかもしれませんが、アジア各国では映画、アニメ、音楽などのジャンルが低価格で売り出されています。ただ最近はDVDに押されぎみのようです。
VCDは日本にある多くのパソコンや一部のDVDプレーヤー/レコーダーでも再生できます。

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私はアニメ「あたしンち」(我們這一家)のVCDを購入しました。4枚組で20話が収録され、約1200円とお得な値段です。歌も含め音声はすべて吹替えで、中国語の字幕スーパー付です。声優も似た声の人を充てていて、違和感がありません。

主題歌の歌詞、
「こんにちは ありがとう さよなら また会いましょう」
の部分は、
「哈囉 你好嗎 衷心感謝 珍重再見 期待再相逢」
と歌っていました。

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VCDに同封されていました。今も放送されているかどうかは不明です。

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