2007年4月 1日 (日)

オルセー美術館「図録」

オルセー美術館の図録(日本語版)は、今まで計三種類購入しました。

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一番初めに買った図録。表紙はゴッホの『医師ガシュの肖像』(1890年)。
絵画のみで解説が少なく、やや薄い本。110フラン(購入当時)。

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次に買った図録。こちらの表紙もゴッホで、作品名は『星月夜』(1888年)。
同じく絵画のみですが、収録作品数が多く、説明もそこそこ充実しているので、結構気に入っています。17.5ユーロ。

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三番目に買った図録。表紙はマネの『笛を吹く少年』(1866年)。
こちらは絵画だけでなく、彫刻や工芸品なども載っています。14.5ユーロ。

さて、話は変わりますが、昨日、上野公園へ花見に行ってきました。当然のことながら、人でいっぱいでした。

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左)大勢の花見客で賑わっていました。
右)桜は、ちょうど見頃でした。

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公園内にある東京都美術館では、現在、「オルセー美術館展」を開催しています(4月8日まで)。

※今回を持ちまして、「オルセー美術館編」は終了いたします。

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2007年3月28日 (水)

オルセー美術館「ローザ・ボヌール」

ローザ・ボヌール(1822-1899年)は、写実主義の画家として活躍し、フォンテーヌブローにアトリエを構え、ありのままの動物の姿を描きました。
女性として初めてのレジオン・ドヌール勲章を受け、さらに帝国素描学校の校長も務めました。

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明るい色調の『ニヴェルネ地方の耕作、初のすき入れ』1849年。

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2007年3月21日 (水)

オルセー美術館「シャヴァンヌ」

ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ(1824-1898年)は、象徴主義の画家で、平面的な画面構成に華美な色彩を避けた表現方法で作品を描きました。
また、壁画装飾も手掛け、それらの作品は、フランス各地の公共建築物内に残されています。

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『貧しき漁夫』1881年。

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『海辺の娘たち』1879年。

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2007年3月14日 (水)

オルセー美術館「コロー」

ジャン・バティスト・カミーユ・コロー(1796-1875年)は、ミレーと同じバルビゾン派の画家です。
もやのかかったようなコロー独特の風景画を描き、その画風は後の印象派の画家に大きな影響を与えました。

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『朝、ニンフの踊り』1850~1851年。

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2007年3月 7日 (水)

オルセー美術館「クールベ」

ギュスターヴ・クールベ(1819-1877年)は、写実主義の画家で、美術史上初めての個展を開いたり、それまでの伝統的な手法に反した作品を発表していきました。

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『画家のアトリエ-私の芸術的人生の7年にわたる一時期を定義する現実的寓意画 』1855年。
縦約3.6m、横約6mあるこの作品に描かれている人物には、それぞれ象徴的な意味があるとされています。
画面右半分はクールベの主張を理解する人々、左半分はそうではない人々と考えられ、さらに中心の裸婦は「自然」を、絵を見ている子供は「理解」を意味しているとの見方もあります。

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2007年2月28日 (水)

オルセー美術館「カリエール」

ウジェーヌ・カリエール(1849-1906年)は、不安や苦悩、願望などの抽象的概念を描く象徴主義の画家です。後に『考える人』で知られるロダンと交流を深める中で、彼から彫刻の手解きを受け、彫刻家にもなりました。

カリエールの絵画を見ると、作品がどことなく、ぼんやりとした感じで描写されていることに気付きます。
これは、目に見えない精神性をキャンバスで表現する為に採られた手法だと考えられます。

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『親密~姉』1889年。

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『病気の子供』1885年。

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2007年2月21日 (水)

オルセー美術館「カイユボット」

ギュスターヴ・カイユボット(1848-1894年)は、印象派の画家とされています。ただ、筆のタッチは、印象派というより写実主義的な感じを受けます。
父の莫大な財産を相続したカイユボットは、その後、印象派の画家たちに経済的な援助をしていきました。

オルセー美術館に展示されている『床に鉋をかける人びと(床の鉋かけ)』は、1876年の第二回印象派展に出品され、構図や遠近法、現代的な主題などがカイユボット独自の表現法により描かれた作品です。

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『床に鉋をかける人びと(床の鉋かけ)』1875年。

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2007年2月14日 (水)

オルセー美術館「トマ・クチュール」

トマ・クチュール(1815-1879年)は、19世紀半ばに活躍した画家で、マネの師でもありました。
オルセー美術館地上階中央部分に展示されている『退廃期のローマ人たち』は、歴史的風刺画によって当時の精神的に堕落してしまったフランスの現状を表現しようとしました。

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『退廃期のローマ人たち』1847年。

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2007年2月 7日 (水)

オルセー美術館「ピサロ」

カミーユ・ピサロ(1830-1903年)は、印象派の画家で、計8回の印象派展全てに作品を展示しました。
最初は風景画を中心に描いていましたが、ドガの影響を受けて人物画に関心を持つようになりました。
印象派の長老的な存在であったピサロは、若手の画家にも慕われ、かつてから知り合いだったセザンヌは、ピサロを師と仰いでいました。

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『羊飼いの娘』1881年。

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2007年1月31日 (水)

オルセー美術館「ゴッホ」

フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890年)は、印象派や日本美術などの影響を受けた後期印象派の画家で、内面に生じた感情を、力強いタッチと色彩で表現しました。

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左)『自画像』1889年。
右)『オヴェールの教会』1890年。

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『アルルのゴッホの寝室』1889年。

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2007年1月24日 (水)

オルセー美術館「セザンヌ」

ポール・セザンヌ(1839-1906年)は、「絵とは何か」を追求し続けた後期印象派の画家です。
それまでの印象派とは違い、自然の姿を一瞬の連続ではなく、普遍的なものと捉え、再構築して表現しました。

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『りんごとオレンジ』1895~1900年頃。

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2007年1月17日 (水)

オルセー美術館「ドガ」

エドガー・ドガ(1834-1917年)は、印象派の画家でしたが、野外よりも室内を描いた作品を多く残しています。
特に人の何気なく見せた一瞬の姿を的確に捉えて表現しています。印象派展には、7回目を除いて全8回参加しました。

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『アイロンをかける洗濯女』1884~1890年頃。

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『カフェにて(アプサント酒)』1875~1876年。

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2007年1月10日 (水)

オルセー美術館「マネ」

エドゥアール・マネ(1832-1883年)は、「近代画家の父」と呼ばれる印象派の画家です。
それまで主流だった歴史や宗教などの古典的テーマではなく、同時代の人物や出来事などの近代的テーマで作品を描きました。

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『オランピア』1863年。

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『笛を吹く少年』1866年。

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2006年12月27日 (水)

オルセー美術館「ルノワール」

ピエール・オーギュスト・ルノワール(1841~1919年)は、印象派の代表と言われています。
途中、印象主義を突き詰めて袋小路に入り、1883年頃、一時的にデッサン重視の描き方へ変わりましたが、1888年に再び印象派の描法へ戻りました。

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左)『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』1876年。
右)『田舎のダンス』1883年(左)と『都会のダンス』1883年(右)。

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左)『ぶらんこ』1876年。
右)『ピアノを弾く娘たち』1892年。

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2006年12月20日 (水)

オルセー美術館「モネ」

クロード・モネ(1840~1926年)は、「印象派」の名付け親とされています。
印象派は、元の色の点々を画面に並べて離れて見ることにより、点同士が混合して別の色に見えるという視覚効果で、時間と共に変化する光の現象を表現しました。

モネは連作を多く描いています。例えば、『サン・ラザール駅』は12点、『ルーアン大聖堂』は33点、『睡蓮』は250点以上もの作品を描いています。
これは一瞬の現象を何枚も描くことで時間の連続性を捉え、本来の姿を表現しようとしたためです。

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左)『ルーアン大聖堂、大扉とサン・ロマン塔、朝の印象、白のハーモニー』1893年。
右)『積み藁、夏の終わり』1891年。

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左)『サン・ラザール駅』1877年。
右)『青い睡蓮』1916~1919年頃。

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左)『かささぎ』1869年。
右)絵の説明を受ける子供達。

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2006年12月13日 (水)

オルセー美術館「ミレー」

ジャン・フランソワ・ミレー(1814~1874年)は1849年、パリ近郊にあるバルビゾン村へ住居を移し、農民像を主題とした作品を描くバルビゾン派の農民画家として活躍しました。
バルビゾン派は「ロマン主義的な自然愛好」と言われ、自然を崇拝し主役とした風景画を描き、当時中心だった歴史画とは異なった視点で、キャンバスに表現していきました。

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左)言わずと知れた『落穂拾い』1857年。
右)『晩鐘』1857~1859年。

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左)『糸紡ぎ女』1868~1869年。
右)『羊飼いの少女』1864年。

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ミレーの作品がある展示室。一番左にあるのは、ミレーが幼い頃に通った『グレヴィルの教会』1871~1874年。

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2006年12月 6日 (水)

オルセー美術館

かつては駅舎だったオルセー美術館。
1900年にオルレアン鉄道の終着駅として誕生したこの建物は、1939年に駅としての役割を終えた後改装され、1986年に美術館として再出発しました。
オルセー美術館では、原則として1848年から1914年までの作品を扱っており、絵画だけでなく、彫刻や工芸品なども展示されています。

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セーヌ川沿いにあるオルセー美術館。

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左)美術館の正面入口。
右)駅の名残がある建物内部。日本と違って、館内で写真撮影(フラッシュの使用は不可)をできるのが嬉しいです。

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日本語のパンフレット。

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パンフレットを見ると、主な芸術家の作品が、どの展示室にあるのかがわかります。

ちなみに現在、140点の作品を展示している「オルセー美術館展」が、神戸市立博物館で開かれています。(2007年1月8日まで)
東京都美術館では、2007年1月27日から2007年4月8日まで開催されます。
http://www.orsay3.com/

次回からは、数少ないですが、オルセー美術館で写真撮影した展示作品を紹介していきます。

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